家計簿って始めてみるけど、続かないんだよね。
頑張ってつけているけど、意味があるのかわからない。
家計簿ってなんで続かないんでしょうか。
私も何度かチャレンジしてみましたが、2ヶ月続けられれば良いほうで…。
家計管理は大事ってわかっているけど、自分には難しい。そんなふうに思っていました。
私も何度も挫折してきたので、もう自分には無理だとあきらめていました。
家計簿ってなんで続かないの?
続かない理由は色々あるとは思いますが、特に下にあげた3点で挫折してしまう方が多いのではないでしょうか。
- 面倒くさい
- 費目の分け方がわからなくなる
- 効果を実感できない
面倒くさい
続かない理由1位は絶対にこれですよね。面倒くさい。
家計簿に限らず、いかに面倒くささを感じさせないかで、物事を続けられるかが決まります。
では、何がそんなに面倒なのか実際に私が今まで挑戦した家計簿について、感じたことをまとめてみました。
その改善点も考えてみましたので、今まで挫折したことがある方も、
「そうそう!それが面倒くさかった!」
「またチャレンジしてみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
アプリ編
家計簿アプリはかなりの数の方が利用したことがあるのではないでしょうか。
スマホやタブレット等で気軽に家計簿がつけられて便利なアプリです。
色んな便利な機能がありますが、その便利機能が使いこなせず挫折した方はいませんか?
私は使いこなせなかったその一人です^^;
私がつまずいた便利機能は・・・
①レシート撮影が面倒くさい
②カード連携がうまくいかない
③管理してる実感がわかず放置
①レシート撮影が面倒くさい
レシートを撮影すると、費目と金額を読み込んで自動的に家計簿の更新ができる。とっても便利ですよね。
この機能はうまく使えばとっても優秀なんですけど…
私みたいな面倒くさがりな人が使うと、レシート撮影すら面倒くさい。
使いこなせないんです。そして追い打ちをかけるのが、
撮影してもたまに読み込みミスがあって、修正するために手入力すること。
間違えちゃうんなら、最初から手入力したほうが・・・
とアプリへの信頼感が薄れていきます…そして続かない^^;
では、続けるためにはどうしたらいいのでしょうか。
レシート撮影は、
・買い物後すぐに撮影する
・夜寝る前などにまとめて撮影する等、
いつも作業する時間を固定化すると忘れにくく続けやすいです。
また、それを比較的余裕のある時間帯にしておくと、たとえ読み込みミスがあっても手入力の時間が苦ではなくなります。
②カード連携がうまくいかない
クレジットカードと連携してキャッシュレスの明細も合わせて管理ができる、大変便利な機能なんです。
銀行口座も同時に連携ができます。ただこの連携、一度でうまくいけばいいんですが、数回連携を試みてもエラーが出て出来なかったことがあり、あきらめてしまいました。
改善点としては、エラー内容を確認して再連携してみることをお勧めします。
また、あえてカードや口座の連携は行わず、レシート管理だけにしぼるというのも一つの手です。
便利な機能を使いこなせず挫折するくらいなら、自分が使やすい機能以外は手を出さないで、簡単管理にしてしまえば気が楽になります。
アプリ全部の機能を使わなくても、だいじょうぶ。初めは欲しい機能だけ使ってみましょう。
③管理してる実感がわかず放置
簡単に管理できる家計簿アプリの最大の無駄使いは、手軽すぎて管理している実感がわかないということです。
見直してこそ家計簿は力を発揮するのに、手軽さゆえに放置してしまうのでは本末転倒ですよね。
・思っていたより食費が掛かった。
・今月は外食費をうまく抑えられた
・特別費はかかりすぎていたから来月は抑えよう
など、費目に注目してみて家計のバランスを見てみましょう。
そうすることで自然と改善点が見つかり節約にもつながります。
先に紹介した『家計簿の作業時間』を固定化しておくと、見直しも習慣になります。
余裕のある時間帯にじっくり見直してみましょう。
手書き編
手書きタイプの家計簿は種類が色々ありますし、自由度が高くオリジナリティが出しやすいです。
私が最初に始めたのは大学ノートに手書きで一から書く家計簿でしたが、今思うと無謀でしたね。
面倒くさがりに続くはずはなく、1ヶ月で挫折しました・・・
挫折した原因は・・・
①そもそも手書きが面倒
②項目の正解がわからない
③楽しくない
①そもそも手書きが面倒
面倒くさがりの方には手書きで続けることが、そもそもハードルが高いですよね。
そこで改善点としては、項目等がすでに決まっている家計簿を選ぶと、記入するところは金額だけになるのでおすすめです。
また、お給料日によって締め日が変わってくるので、日付は入っていないものを選んだ方が管理しやすいですよ。
②項目の正解がわからない
上でおすすめした通り、項目が最低限決まっているものの方が簡単で続けやすいです。
また、自分で項目を書き込める箇所がいくつかある方が、自由度が高く使いやすいです。
必要な項目は、それぞれの家庭で違っていいんです。
③楽しくない
私が大学ノートで家計簿をつけていたときは、まったく楽しくなくて軽くトラウマになっています^^;
せっかく家計管理するなら楽しいほうがいいですよね。
これなら続きそう、と思えるテンションが上がる家計簿を見つけてみてください。
我が家の家計簿です。
〈ポジティブ家計簿〉のインパクトが強いですよね^^;
この帯は取り外せるんですが、元気が出るのであえてそのままで使っています。
どんなタイプでも 楽しめそうならOK!
費目の分け方がわからなくなる
費目の分け方がわからなくなって、嫌になってしまうこともありますよね。例えば・・・
- ドラックストアで買った食品代
- 外出先で買った飲み物代
- お友達のお宅にお邪魔するときのお菓子代
上のものは、どんな項目にわけると思いますか?
私なら1.は日用品費、2.は特別費、3.も特別費にわけます。
レシート金額の割合が多い方の項目に一緒に入れるか、もっと分けにくいものが出てきたときは全部特別費という項目にいれて計上すると迷わずわけられますよ。
分けにくいものはいつも『特別費』にしておくと、迷わなくなります。
家計簿の項目についてまとめた記事はこちらです↓
効果を実感できない
つけていても貯金ができず赤字になった
家計簿をつけていても、月の終わりにあまり(余剰金)が出ないとやる気がなくなっちゃいますよね。でも、
家計簿を毎月つけるのが目的ではなく、家計を黒字にして貯蓄や貯金にまわしたい
これが家計簿をつける目的ですよね。始めたばかりで赤字でも、今は家計のバランスをつかんで無駄を見つける期間だと割り切りましょう。
思っていた以上にお金を使っていて怖くなった
家計簿は支出を管理するものなので、支出をどんどん記入するうちに怖くなってきます。
こんなに使ってるの?もうこれ以上記入したくない…という気持ちが芽生えてきます^^;
でも目を背けずに支出と向き合ってはじめて、理想の家計管理ができるようになります。
家計簿をつける前は気づかなかった、無駄な支出が見つかるようになりますよ。
目標がはっきりしていない
家計簿は家計の目標を達成するためのツールです。目標があってはじめて続ける理由ができます。
あなたの家計の目標は何ですか?
ちなみに我が家の目標は、
【1万でも余剰金(あまり)を出して、積みたてNISAを始める】です。
どんな小さなものでも構わないので、あなたの家計の目標を決めてみましょう。
まとめ
- 面倒くさい
- 項目の分け方がわからない
- 効果が実感できない
ここまで、面倒くさがりの方が家計簿を始めて挫折しがちな点でお話ししてきました。
家計簿をつけるのは面倒ですが、いままで不鮮明だった支出の振り分けができるので、無駄を見つけやすく節約につながります。
いままで挫折したことがある方も、今の家計簿にちょっと不安がある方も、ピッタリの家計簿の形がみつかって楽しく家計管理ができますように。
ハナシズ*
コメント