子どもの読み聞かせ、何を読んだらいいか迷ったときにオススメのTV番組

子育て

絵本っていいですよね。子どもの頃から大好きなんですが、大人になった今でも子どもに読んでいるとホッコリして心が温まります。

子どもには絵本をたくさん読んであげたい。

いろんなお話に触れさせたい。

でもどんな本がいいのかよくわからない。

ゆっくり本屋さんに選びに行く時間がない。

そんな方には、朝5分てれび絵本を見ることをおすすめしたいです。てれび絵本を見るとこんなメリットがあります。

朝5分てれび絵本を見るメリット

『てれび絵本』とはNHK Eテレで月曜日から水曜日まで朝8:50~8:55に放送されている番組で、「読み聞かせを大切に」というコンセプトのもと、様々な読み手による本の読み聞かせ番組です。(2022.10 現在)

我が子たちが小さかった数年前は、月曜日から金曜日まで平日毎日放送していたのに…期間が短くなってしまったんですね。大好きな番組だったので、今後なくならないでほしいな。

絵本丸ごとためし読みができる

絵本を選ぶときって必ずためし読みがしたくなりますが、この番組をみれば絵本丸ごとためし読みができます!これってすごくないですか!

本の原作そのままの絵がアニメーションになって、音楽とともにお話が進んでいくので親子でワクワクしながらお話の世界にひたれますよ。たった5分間でも、忙しく育児をしながらのほんのひと時の癒し時間にもなります。

読み聞かせの参考になる

てれび絵本では、俳優・女優さんたちがお話を朗読してくれます。

セリフの言い方や気持ちの込め方など、我が子への読み聞かせの参考になることばかりです

自分の好きな俳優さんの声でお話が聞けるとそれだけで何だか癒されますね~。てれび絵本で聞いたようにまねして絵本を読むと、わかりやすいようで子どもたちも喜んでくれます。さすが演技のプロですよね。

子どもの好みがわかる

毎回見ていると、子どもたちの好みの話がだんだんわかってきます。

てれび絵本で見て実際に購入した本や、学校の図書館で借りてきたよ~という本がいくつかあって、我が子たちの絵本の世界を広げてくれているのを実感します。我が子たちが好きだったお話をいくつか下でご紹介します。

ハナシズ
ハナシズ

『ざぼんじいさんのかきのき』は本当に出会えてよかった本の一つになりました。てれび絵本で見なかったら出会えなかったかもしれない。ざぼんじいさんの成長と、何でも工夫して楽しもうというまあばあさんの素敵さにほっこりしますよ。表紙を見ただけではわからない、ざぼんじいさんのイジワルっぷりがなかなか新鮮です。

ハナシズ
ハナシズ

『花さき山』はわたしも子どものころに母に読んでもらった記憶があります。やまんばが語るお話なんですが、このお話のやまんばは怖くありません。優しいことをすれば花が咲く。いのちをかけてすれば山が生まれる。誰かのためにと自分を犠牲にする、せつない優しさを教えてくれます。

切り絵が絵画のようでとてもきれいなお話です。

ハナシズ
ハナシズ

『おかあさんがおかあさんになった日』と下の『おとうさんがおとうさんになった日』は同じ作者さんのお話です。てれび絵本で朗読してくれたのは、おかあさんの方は榊原郁恵さんで、おとうさんの方は渡辺徹さんでした。実際のご夫婦でのそれぞれの朗読、とてもすてきなキャスティングだなと思いました。赤ちゃんが生まれることを通して、おかあさんとおとうさんそれぞれの、温かくドキドキした気持ちがよく伝わるお話です。

毎日いろんなタイプのお話が楽しめる

てれび絵本では、普通の絵本だけではなくいろんなタイプのお話に触れることができます。

えほん寄席

えほん寄席は、プロの落語家さんたちによるお話。子どもたちにはちょっと難しそうなストーリー展開や言葉遣いのことも多いですが、我が子たちは意外とハマって見ていました。

まんじゅうこわい・つる・死神などが気に入っていたお話です。落語家さんの話し方は独特ですが、その分ストーリーが流れるように進んで心地いい感じ。

水木しげるの妖怪絵本

「妖怪の世界をちょっとのぞいてみましょう」

妖怪をひとつずつ紹介していくお話なんですが、水木しげるさんの独特な世界観に見入ってしまう。子どもってなぜか怖がりながらも怖い話が好きですよね。我が子たちも怖いお話が結構好きなんです。

てれび絵本のデメリット

いろんなお話に触れられるてれび絵本にもデメリットがあります。

同じシリーズが続くことがある

長いお話の場合は毎日少しずつ進んだり、前編後編で放送されることもあります。好きなタイプのお話なら続いてもいいんですが、そうではないと飽きてしまう場合もあります。新しいお話が始まるまで楽しみに待つことになりますね。

まとめ

てれび絵本を見ていると、自分が小さかった時に読んでいた本をふと思い出したりします。記憶がよみがえるって感じですかね。

ママこれ小さい時読んでたよ!と思わず懐かしくて子どもにも話しています。お話を読むだけで、幼かったころの自分にも少し触れられるような気がして、なんだかふっと肩の力が抜けるようです。だから絵本って、温かい気持ちになるんですね。

テレビ絵本では、お話によって絵柄も違うし、朗読する方も違うので毎日新鮮な気持ちで色んなお話が楽しめます。楽しそうに読んでくれると聞いてるこっちも楽しくなってきます。

自分だけでは選ばなかった本に出会える。てれび絵本は朝のたった5分で、あなたの絵本の世界を広げてくれますよ。

こんな人が書いています
ハナシズ

30代専業主婦。
お金についての知識が足りないことが心配になり2020年に2級ファイナンシャル・プランナー技能士取得。
小6・小3・1歳児の3姉妹の育児に奮闘中。

好きなものは、映画と読書と部屋の模様替え。

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